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チスクさんのこと

チスクさんの最大の謎は、「何故、赤の他人のイ・スホを我が子チェハとして愛せたのか?」です。

一人息子を亡くして、二度も自殺未遂を経験した直後に亡くなった我が子に生き写しの子どもを見て、自分の子どもが生き返ったと一時的に錯覚するまではわかります。でも、その後何年もの間、我が子として愛し、とことん尽くして大事に育てることができるものなのでしょうか?

 

どの子も「その子らしさ」を持っていますよね。顔かたちだけでなく、ちょっとしたクセとか仕草とか、話し方、甘え方、歩き方等々いろんなものが合わさって「世界で一人だけのその子」になるんだと思います。顔かたちはそっくりでも、それ以外の部分に全く共通点のない子どもと一緒に暮らしたら、「やっぱりこの子は自分の子どもではない」と思い知らされることがいっぱいあるはずなのに、(現にミョンフンさんはそれで寂しい思いをしました)、チスクさんはそれを気にしなかったのでしょうか?

 

他人を養子として、(この場合なら「ユン・スホ」として)一から育てるというのならわかりますが、「チェハ」として大事に育てていくって、少なくとも私にはできそうにありません。

 

「自分のそばにいてくれれば誰でもよかった。可愛がって世話をできる子どもがいないと、自分は生きていかれない。本当の子どもでなくってもこの子を一生可愛がって育てよう、そして幸せにしてやろう、とチスク自身が決意した」と、かなり乱暴な仮説を立てるしかないかもしれません。

 

チスクさんがチェハを心から可愛がったことは間違いないと思いますが、それはチェハのためだけではなく、彼女自身が生きるためでもあった。

彼女にとって、「ソ・ウニョン=貧乏=不幸」であり、彼女からチェハを奪っていくかもしれない存在だった。

だから「可愛がって世話をできる子ども」を手放したくない一心で、彼女はウニョンをチェハから遠ざけようと必死になった。そして、「ソン・イナ=裕福=幸福」と結婚させようとした。
そのためなら手段を選ばなかった。でも、とうとう真実がイナに知られてしまった。真実が世間に知られたら…。

その時初めてチスクさんは15年前に少年スホにウニョンが死んだと嘘をついたことを後悔しました。

「自分たちが嘘をついたことで、今チェハが苦しんでいる。幸せを願って引き取ったつもりだったのに、引き取るためについた嘘が愛する我が子を苦しめることになった。」と気づいた時、チスクさんは「好きにしなさい。自由にしてあげる。自分たちが諦めればよいのだから」とチェハに告げた…、というところでしょうか?(本当の意味での、「母の愛」になったということで。)

 

「空白の15年」の”出だし”部分では、ミョンフンさんが一人で考えて少年スホにウニョンが死んだと言おう、と決意したことにしましたが、実はチスクさんも共謀したか? はたまたチスクさんが主謀者か? 場合によっては“出だし”、書き直したほうがいいのかな?

 

文章がバラバラで失礼いたしました。

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プロフィール

そよかぜおばさん

Author:そよかぜおばさん
韓国ドラマ「春のワルツ」で描かれなかった15年間に興味を持ち、何とかこの空白を埋めてみよう!と皆さんからアイデアを頂きながら進めてきました。ドラマ後の物語(ピアニスト クリス・ユンの復活)も同時進行させています。「空白の15年」はまだ6年ほど残っていますが、「復活編」はひとまず完結いたしました。


これとは別に趣味のクラシック音楽の話、印象に残った本やテレビ番組、映画の感想など思いつくまま気の向くままにお話ししたいと思います。

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