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川畠成道さんの演奏会 ♪

2週間ほど前だったでしょうか、新聞の小さな広告をふと目にして「行ってみたいな」と思い、でも当日にならないと行けるかどうかわからないし、行けたら行こうかなと思っていた演奏会に行ってきました。



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最近、ピアノリサイタルには時おり出かけますし、アマチュアオーケストラの演奏会に行くこともあるのですが、プロのオーケストラにヴァイオリニストの演奏会は何年ぶりか思い出せないくらい久しぶりのことで、楽しみに出かけました。


プログラムは次のとおりです。


「セヴィリアの理髪師」序曲 / ロッシーニ
ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 / メンデルスゾーン
   (休憩)
詩曲(ポエム) / ショーソン
「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲 / マスカーニ
タイスの瞑想曲 / マスネ
カルメン幻想曲 / サラサーテ


座席はホールの真ん中あたりの中央より若干右寄りだったのですが、プログラム前半は期待していたほど音が聞こえてこなくて…。音の半分くらいが上の方に抜けていくような感じで、「はてな?」でした。


座席の位置が悪かったのかな?とも思いましたが、いくらびっしり埋まっているわけではなくても指定席なので勝手に場所を変わるのも憚られ、そのまま後半も座っていたところ、後半になってトロンボーンが3本とチューバが入ってくるとばっちり聞こえるようになって大満足。^^
(もちろんトロンボーンとチューバが入っただけで音がしっかり聞こえるようになるわけはありませんから、恐らく休憩中に裏方さんが必死に調整してくださったんでしょうね)


実はこのところ少々睡眠不足でじっと座っていると目蓋が重たくなってくるのですが、後半最初のショーソンの詩曲は本当に見事な演奏で、眠気はすっかり吹き飛ばされて いつしか演奏に聴き入っていました。そしてオーケストラだけのカヴァレリア・ルスティカーナと川畠さんがしっとりとソロを弾かれたタイスの瞑想曲の後、超絶技巧のカルメン幻想曲が圧巻でした。


ピアノリサイタルですとピアニストの指の動きが見られることはそう多くないのですが、ヴァイオリニストは聴衆に演奏をさらけ出してくださるおかげで、ハーモニクスやピッチカートをばっちり見せていただけますから、目と耳の両方で楽しむことができます。演奏を聴いているだけでも「すごい!」と思えるのが、その奏法を目の当たりにすることで「すごい!」の二乗分くらい感心してしまうんです。


途中、面白いこともありました。「カルメン幻想曲」の途中で、曲が一旦終わったかのように聞こえるところがありまして、そこで思わず拍手した方が何名かおられたんです。曲が終わるにしては盛り上がりに欠けていましたので、「え? ここでは終わらないよね?」と思いながら、それでも周りにつられて私も思わず手を叩いてしまったんですが、その個所で指揮者が両手を挙げてしばし静止している様子に、思わず川畠さんが「え? ここで終わり?」みたいに焦って指揮者を覗きこまれ、ほどなく曲が再開してホルンが鳴ると「ああ、良かった」みたいにホッとしたような笑顔を浮かべて川畠さんもまた弾き始められたんです。リハーサルの時より静止が長かったのかもしれませんが、何だか微笑ましい光景でした。演奏は生ものだなあ、と改めて感じる一幕でした。


その後、曲はどんどん盛り上がって今度は本当に終わりまして、アンコールは私の記憶が確かなら「チャルダッシュ」だったと思います。こちらも超絶技巧の盛り上がる曲でした。


願わくば川畠さんのアヴェ・マリアが聴きたかったのと、前半でいまいちよく聞こえなくて物足りなかったメンデルスゾーンの協奏曲をもう一度聴きたいなあと思いましたが、久しぶりの生オーケストラと生ヴァイオリンに心洗われた休日の昼下がりでした。


またいつか川畠さんのヴァイオリンが聴けますように。^^





mkm




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プロフィール

そよかぜおばさん

Author:そよかぜおばさん
韓国ドラマ「春のワルツ」で描かれなかった15年間に興味を持ち、何とかこの空白を埋めてみよう!と皆さんからアイデアを頂きながら進めてきました。ドラマ後の物語(ピアニスト クリス・ユンの復活)も同時進行させています。「空白の15年」はまだ6年ほど残っていますが、「復活編」はひとまず完結いたしました。


これとは別に趣味のクラシック音楽の話、印象に残った本やテレビ番組、映画の感想など思いつくまま気の向くままにお話ししたいと思います。

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