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トンイ 第51回

何だか重苦しさを感じる回でした。あっちもこっちも大変で…。


オクチョンはトンイからの申し入れを却下して宣戦布告してしまいますし、オクチョンの兄はクムを陥れようと世子のための帝王学の書物(これは世子以外の者が読んではいけないものだそうです)を、盗まれたと見せかけてクムの荷物に紛れ込ませ、それを知った重臣たちはクムが世子の座を狙っていると騒ぎ立てるし、そんな重臣たちに怒った王様は唐突に「淑儀(トンイ)が王妃になる可能性もある!」と言ってしまい、重臣たちはますます騒ぐし…。で、一連の騒ぎは全く終息する気配を見せずに次回に続いてしまいましたので、見ている方はストレスが…。(ため息)


オクチョンがトンイが差し出した手を振り払ったことは残念でした。でもオクチョンという人は恐らく他人と手を取り合い、譲り合って仲良く生きていける人ではないのだと思います。身分の低い家に生まれ、宮廷入りする時に「ここで最高の位に上りつめる」と誓って、その通りに生きてきた人だからです。兄であるチャン・ヒジェが王様の母を殺そうとしなければ あそこまでひどいことはしなかったでしょうけれど、そこそこの手は使って自分の思いを遂げようとしただろうと思われます。王の母であっても王妃であっても 自分にとって邪魔な相手であれば押し退け葬ってきたのですから、トンイのような賤民の出でかつては自分の部下だった者と手を結ぶなんて、やはりできないことだったのだと思います。


その結果、クムは泥棒の濡れ衣を着せられてしまいました。もちろん泥棒したことが立証されたわけではありませんが、無実も証明できなくて、クムは辛い思いをしています。(でもクムは偉かった! 自分のアリバイを証明しようと思えばできたんですが、世子に黙っていてほしいと頼まれたから口を割らなかったんです)。


王様は王様で、次の王妃を誰にするかで悩んでいます。
最初は世子のためにオクチョンを王妃にしようと考えていたようですが、クムに罪を着せて陥れようとする一部の重臣の動きを見て亡き王妃の遺言を思い出し、やはりトンイの方が良いと思うようになりトンイを説得にかかります。しかしトンイはその気になれません。ソ・ヨンギやチョンス兄さんが懸命に説得しても。


そんな中、周囲の重苦しい雰囲気に息が詰まった世子はかなり強引にクムを誘って街へ息抜きに出ますが、そこでとんだ騒動に巻き込まれてしまって次回に続く。


気分転換したくなった世子には大いに共感するのですが、例によって少々設定が雑でして…。
ちょうそ秋夕(チュソク)というお祭りの時期に当たっていて、世子が暮らす東宮殿に賑やかなお囃子が聞こえてきたんです。「あれは何だ?」という世子に、クムがとても楽しいものだと説明してやり、それを聞いた世子は行こう行こうとためらうクムを説得してしまいました。
(疑問その1:宮廷のかなり奥まったところにあるはずの東宮殿に街のお囃子が聞こえてくるものでしょうか?)


で、世子は平民の少年が着る服を持ってクムとの待ち合わせ場所に現れたのですが、どうして世子が平民の服を持っていたのやら?(クムは少し前まで平民の恰好で暮らしていましたから、その時の服があるのはわかるんですが…)。それに2人で宮廷を出るのに、なぜ門番の兵士は気づかなかったんでしょう? 大人ならまだしも、数えで13と7つの子どもが宮廷に出入りしていたとは思えません。世子や王子の顔は知らなかったとしても、おかしいと思わなかったんでしょうか?


さらに、街で楽しく過ごしてそろそろ帰ろうとした時に世子は万引き犯と間違えられてしまいましたが、盗まれた財布が落ちていた場所に立っていた世子を万引き犯だと思い込むというのは無理があるように思います。犯人は逃げていたんです。全力疾走で逃げていた犯人が急に立ち止まるはずはないのに…。世子が盗まれた財布を手に持っていたのならともかくも、これで犯人にするの??? \(◎o◎)/ !って感じです。
事件を起こしたい制作者の意図はわかるんですが、もう少し説得力のあるお話にしていただきたいなあ。(ブツブツ)


さて我が子が突然姿を消したと知ったトンイとオクチョンがオロオロと我が子を心配する様子は、宮廷での権力争いとは離れた普通の母親で、その思いには共感できました。お母さんはみんな子どものことが心配で仕方ないんですね。子どもたちが無事に帰ってきてめでたしめでたしになってくれたらいいんですが、恐らくそうはいかないんでしょうね。(と、次回が心配に…)


話は変わりますが、トンイがまだ奴婢だった頃にトンイを見染めたおバカな両班の息子がおりました。「春のワルツ」のミョンフンさんが演じていたオ・テソクの甥にあたる男です。権力者だったオ・テソクが暗殺されてからもしつこく登場しておりまして、このおバカさにいい加減 辟易していたのですが、今回 彼が今後の展開に大きな影響を与えそうなことがわかり、ようやく彼がしつこく登場していたことに納得がいきました。(正直、彼のシーンはカットでいいとまで思っていたのです。ここまで長~い伏線が張られていたんですね)。


「トンイ」も残すところあと9回です。だんだん辛いお話になってきますが、仲良し兄弟がどうぞ傷つくことがありませんようにと祈ります。





mkm







プロフィール

そよかぜおばさん

Author:そよかぜおばさん
韓国ドラマ「春のワルツ」で描かれなかった15年間に興味を持ち、何とかこの空白を埋めてみよう!と皆さんからアイデアを頂きながら進めてきました。ドラマ後の物語(ピアニスト クリス・ユンの復活)も同時進行させています。「空白の15年」はまだ6年ほど残っていますが、「復活編」はひとまず完結いたしました。


これとは別に趣味のクラシック音楽の話、印象に残った本やテレビ番組、映画の感想など思いつくまま気の向くままにお話ししたいと思います。

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