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NHKスペシャル 「魂の旋律 ~音を失った作曲家~ 」

Beethoven の現代版のような方のお話です。人生の途中で耳が全く聞こえなくなりながら作曲を続ける方が、今の日本にいらしたことを予告編を見て初めて知りました。


佐村河内 守(サムラゴウチ マモル)さん、49歳。
佐村河内さんは「交響曲第1番“HIROSHIMA”」を作曲し始めた17歳の頃から聴覚に変調をきたし、35歳の時に完全に聞こえなくなったそうです。


一昨年発売された「交響曲第1番“HIROSHIMA”」のCDは音楽チャートでTOP10入りを果たし、J-POPと上位を競うなど、空前のヒットを記録したのだとか。
(この「HIROSHIMA」と横文字で書く交響曲のタイトルは目にしたことがあったと思うのですが、うかつなことにそれほどのヒット作であったとはテレビを見るまで知りませんでした)。


人生のある時期に聴力を失った方は皆さん耳鳴りに悩まれるそうです。佐村河内さんも四六時中 低音が頭の中で鳴り響いているそうで、そこからくる頭痛その他を抑えるために夥しい量の薬を服用しなければならず、薬の副作用のため体調が悪い日の方が多くて、作曲できるコンディションなのは週に3日くらい。


そのわずかな時間に、それこそ命を削るようにして作曲を続けられる壮絶な姿に圧倒され、その作品が聴く者に訴えてくる何かに圧倒されました。


体調が悪ければ、私なんか何をする気にもなれないことが多いのです。それなのに佐村河内さんは体調不良に苦しめられながらも、のたうち回るように必死に這い上がるようにして音楽を紡ぎ出そうとされる、その強さに胸打たれました。


番組後半では佐村河内さんが東日本大震災で母を亡くした一人の少女と出会い、その少女のためのレクイエムを作曲する姿が紹介されました。


彼女を慰める音楽を見つけるために苦悩する姿、体調不良と闘う姿をありのままカメラの前に投げ出すようにして紡ぎ出された旋律は、激しく、そして美しくて優しい、素敵な調べでした。全曲 聞けなかったのが残念で…。


番組HPはこちらです。
    ↓
http://www.nhk.or.jp/special/detail/2013/0331/


この番組の再放送は4月13日(土)午後3時05分~ です。私自身、もう一度見てみたいと思っていますが、本放送をご覧になっていない方は、是非是非ご覧ください。


「交響曲第1番“HIROSHIMA”」は、どこか Beethoven の音楽に通じるところがあるように思いました。こちらも全曲通して聴いてみたいと思いつつ、まだCD 購入に踏み切れておりません。それだけに重く激しい曲でした。でも「第九」の第3楽章を思い出させるような美しい旋律もありました。いつか必ず聴いてみたいと思います。ライブで聴けたら一番かも。




mkm







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プロフィール

そよかぜおばさん

Author:そよかぜおばさん
韓国ドラマ「春のワルツ」で描かれなかった15年間に興味を持ち、何とかこの空白を埋めてみよう!と皆さんからアイデアを頂きながら進めてきました。ドラマ後の物語(ピアニスト クリス・ユンの復活)も同時進行させています。「空白の15年」はまだ6年ほど残っていますが、「復活編」はひとまず完結いたしました。


これとは別に趣味のクラシック音楽の話、印象に残った本やテレビ番組、映画の感想など思いつくまま気の向くままにお話ししたいと思います。

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