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福間洸太朗 ピアノ・リサイタル

ほぼ1年ぶりの更新になってしまいました。
他に書きかけの原稿もあるのですが、福間さんのリサイタルの後は 何だか書きたい気持ちがあふれてくるので、こちらを先にアップします。

今回のリサイタルには、《ショパンの命日に捧ぐ / コン・フォーコ》 という副題がついています。10月17日のショパンの命日に近かったからでしょうか。「コン・フォーコ (Con fuoco)」 は、音楽用語で「情熱的に」という意味で、ショパンはその人生の中でも10年くらいしか Con fuoco を使った作品を書いていないそうです。(確か、パリに出てきてからの10年くらいと仰ってたと思います)。

プログラムはこちらです。
       

ノクターン第4番 ヘ長調  Op. 15-1
練習曲 Op.10 第3番 ホ長調『別れの曲』
        第4番 嬰ハ短調 ☆
バラード第1番 ト短調 Op.23 ☆
練習曲 Op.10 第11番 変ホ長調
         第12番 ハ短調『革命』 ☆
バラード第2番 ヘ長調 Op.38 ☆
スケルツォ第3番 嬰ハ短調 Op.39 ☆

―――――――休 憩―――――――

24の前奏曲 Op.28(17曲目が☆)


演奏された全ての曲に Con fuoco が使われているわけではなく、使われている曲とそうでない曲との対比を楽しんでくださいとのことでした。(曲名の後ろに ☆マークをつけた作品に Con fuoco が使われています。)

バラードの1番までは、何だかピアノと福間さんがしっくりいってないようで、「?」な箇所もありましたが、その後は完全に一体になっての素晴らしい演奏で、ショパンの世界を堪能することができました。楽しかったです。^^

ただ、これまでの福間さんのコンサートでは、数人の作曲家の作品を聴かせていただいていたのに対し(昨年は世界旅行でした!)、今回はショパンの作品の中でも “Con fuoco” が使われている作品に限定されており、狭い世界に限定されてしまった感じだったのが少~し物足りなく思われました。(って、贅沢な話ですね)。

で、アンコール。1曲目はショパンの子守歌(Op.57)。もちろん、Con fuoco の曲ではなくて、静かに揺り籠を揺すりながら赤ちゃんに語りかけるような優しい曲です。ショパンの晩年の作品ということもあって、それまでに聞いた曲とはひと味違う感じでした。

これを弾き終えてから、解説がありました。ご自身のツィッターで、ショパンの作品の中で聞きたいものをアンケート調査されたことがあったそうです。その時、上位に入った曲で今回のプログラムに入れられたものもあったそうなのですが、1位になった曲は Con fuoco とは縁のない、「水」の世界の曲だったので、どうしてもプログラムには入れられなかったとか。それで、まず「子守歌」で Con fuoco の熱を冷ましてから、1位になった曲を演奏しようと思いました、とのこと。

その1位になった作品はショパンの「舟歌 Op.60」。福間さんの舟歌は以前にも聴いたことがありましたが、演奏会を締めくくるにふさわしく今回も見事な演奏でした。

今まででしたら、アンコール2曲弾いたら手を振って帰って行かれるのですが、今回は手を振る代わりにまたまたマイクを手にされました。報告が2つあるとのことで、まず1つ目は今年は新しいCDを出せなかったので、自主制作のDVDを会場で販売していること。自主制作なので画質音質ともに「……」なところがあるため、2,000円で販売しています、って、そんなに正直に言わなくてもいいのに…。

2つ目は、再来週からアルゼンチンでコンサートをして、その後また関西でコンサートをしますので、よろしければそちらにもどうぞ、ということ。今度はフランス音楽がメインで、これから弾く曲も次回のコンサートで演奏予定とのことでした。

アンコール3曲目 : サティ   お前がほしい(福間洸太朗編曲)

「次回は12月5日、びわ湖ホールで2公演」と仰ったように聞こえたのですが、帰ってから調べてみると我が家からはさらに遠いフィガロホールだとわかりました。行きたいけれど、ちょっと遠いし、いささか不便……。

フィガロホールは行ったことがありませんが、100名ほどの小ホールで音響はとても良さそう…。こんなところで福間さんのピアノが聴けたら素敵だなあと想像をふくらませています。



mkm




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プロフィール

そよかぜおばさん

Author:そよかぜおばさん
韓国ドラマ「春のワルツ」で描かれなかった15年間に興味を持ち、何とかこの空白を埋めてみよう!と皆さんからアイデアを頂きながら進めてきました。ドラマ後の物語(ピアニスト クリス・ユンの復活)も同時進行させています。「空白の15年」はまだ6年ほど残っていますが、「復活編」はひとまず完結いたしました。


これとは別に趣味のクラシック音楽の話、印象に残った本やテレビ番組、映画の感想など思いつくまま気の向くままにお話ししたいと思います。

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