トンイ 第29回 ~不器用なラブストーリーの始まり~

このドラマは始まった当初から「トンイの成長&出世物語」の色合いが濃かったのですが、この数回で俄然ラブストーリー的要素が際だってきました。でも2人のラブラブモードには多少のずれが。


ようやく再会を果たした王様とトンイ。王様はもう嬉しいやら有難いやら。


「余は何もわかっていなかった。そなたがいないことがこんなにも辛いことだと。誰かに二度と会えぬかもしれぬというのが、これほど恐ろしいことだとはな。」
「そなたの笑う顔をまたこうして見られるとは。死んでも悔いがないという心情はこういうものであろうな。」
という言葉から、王様の思いの深さが感じられます。


でもトンイはそんな王様に少し途惑い気味。トンイもずっと王様を想い続けていたはずなのに…。
理由を考えてみましたが、突然姿を消し生死もわからない相手のことを気遣うのと、相手の所在や生存はわかっているけれど、どうしても近づけないのとではやはり心配の仕方は違ってきますね。
最初は賤民出身のトンイにとって王様は雲の上の人であり、一女官として以上に王様のことを慕わしく思っていても王様の気持ちを受け入れるなど思いもよらないことだったのか、とも考えましたが、やはりそれだけではなかったように思います。


やつれ果てて顔色が悪いトンイを心配して、王様は自分の主治医の診察を受けるよう手配するのですが、トンイはとんでもないと固辞します。そんなトンイへの王様の言葉。


「戻って早々、余に逆らう気か? 一度でよいから素直に『はい』と答えてみよ。そなたは余の体も同然だ。それゆえ主治医が診るのは当然なのだ。もう二度とそなたがいぬ苦しみは御免だ。余のことを少しでも思うなら従ってくれ。」


もうお願いしちゃってます。さすがのトンイもこれには逆らえませんでした(笑)。


それにしてもトンイが持ち帰ったチャン・オクチョンや南人(ナミン)の陰謀を示す証拠を手にした王様の動きの早いこと早いこと。一夜のうちに南人追撃態勢を整えて、彼らをどんどん追い詰めていきます。急に風向きが変わって途惑い慌て、王様の動きに振り回されるオクチョンやその兄、南人一派を見ていると何とも痛快でした。


今回、トンイは王様に守られて、ついでに体調も崩して寝込んでしまったのであまり動きがありませんでしたが、その分 王様が目覚ましい活躍ぶりです。不正を決して許さない粛宗王の面目躍如といったところです。頑張れ、王様~!!


その分、チョンス兄さんが切ないです。「そなたは余の体も同然だ」という王様の言葉を聞いてしまい、しばらく考え込んでいました。
チョンス兄さんのトンイに対する気持ちは普通の恋愛感情ではありません。トンイはチョンス兄さんが父と慕ったチェ・ヒョウォンの娘で、親友だったトンジュの妹。小さい頃から知っていて、トンイがまだ子どものころから冗談のように「俺の嫁」と言ってきた娘です。トンイの父と兄とを救えなかった分、自分がトンイを守ると思い定めてトンイのことを自分以上に大切に思い、トンイを守ることに命をかけているチョンス兄さんですが、いつかトンイが父と兄の無実を証明できたら女官をやめさせて結婚し、自分の手でトンイを幸せにしてやりたいという気持ちを持ってはいなかったでしょうか?(トンイが女官をやめることができるのであれば、ですが)


王様が思いを寄せているとわかれば、自分は身を引くしかありません。ようやくトンイが見つかってうれし涙にくれた直後に王様の思いを知ったチョンスの心の内が気にかかります。



mkm



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Author:そよかぜおばさん
韓国ドラマ「春のワルツ」で描かれなかった15年間に興味を持ち、何とかこの空白を埋めてみよう!と皆さんからアイデアを頂きながら進めてきました。ドラマ後の物語(ピアニスト クリス・ユンの復活)も同時進行させています。「空白の15年」はまだ6年ほど残っていますが、「復活編」はひとまず完結いたしました。


これとは別に趣味のクラシック音楽の話、印象に残った本やテレビ番組、映画の感想など思いつくまま気の向くままにお話ししたいと思います。

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