トンイ 第37回

登場人物に笑顔がほとんど見られない回でした。
そのせいか見終わった後も、何とも言えない重苦しさを感じました。


何よりトンイの顔色がすぐれません。
彼女のしたことは到底許されるものではないにしても、一度は「自分もこんな人になりたい」と憧れ尊敬の念を抱いたチャン・オクチョンの破滅を見ることは辛かったようですし、自分が彼女の悪事を暴いたことで王様が苦しむことになったのは恐らくもっと辛く、トンイ自身も苦しんだことと思います。でも彼らをこのままにしておいたら、もっともっと悪事を積み重ねたに違いなく、国のためにもこうするしかなかったと思います。


良い人って辛いですね…。
かつて南人が王様の母親の毒殺に成功した時、彼らは満面の笑みを浮かべていたのに…。


チャン・オクチョンが王妃の座にしがみつこうとすればするほど哀れな姿を晒すことに、言いようのない哀しさを感じました。彼女は王妃の座に何を求めたのでしょうか? 王妃であることで何を成し遂げようとしていたのでしょうか?(王妃の座にこだわるのはトンイへの嫉妬も原因の一つかもしれませんが、とてもそれだけには思えないのです)。


トンイが憧れた頃のオクチョンがどのような貴い志を抱いていたのか、もはや思い出すことはできません。でもあの頃のオクチョンは明るくとても聡明な女性でした。それが兄の悪事に加担したばっかりに、一気に坂道を転げ落ちてしまって…。


オクチョンは王様に
「これだけは忘れないでください。これからも私はどんな手段を使っても自分の力でこの座を守ります。力のあるものが正しいのです。この国の世子(セジャ=後継ぎ)を産んだのは私です。王様はその私をこの座から引きずる降ろすおつもりですか?」
と言い、王様はそんな彼女に絶句しました。


世子の母だから何をしても許される。そんなことがあってはなりません。
世子の母ならば、息子の恥にならぬよう自分の行いには責任を持たなければなりません。自分の行いで息子が後ろ指を指されることがないよう、自分に厳しくあらねばならないはず。


王様は世子のことを思ってオクチョンの処分には随分悩んでいましたが、逆にここまで言われて放っておけなくなったのではと思います。王妃の座を守るために彼女が何をするかわからないから。


オクチョンはトンイを恨むでしょうが、決してこれはトンイのせいではありません。
オクチョン自身が招いた結果だったと思います。




mkm



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Author:そよかぜおばさん
韓国ドラマ「春のワルツ」で描かれなかった15年間に興味を持ち、何とかこの空白を埋めてみよう!と皆さんからアイデアを頂きながら進めてきました。ドラマ後の物語(ピアニスト クリス・ユンの復活)も同時進行させています。「空白の15年」はまだ6年ほど残っていますが、「復活編」はひとまず完結いたしました。


これとは別に趣味のクラシック音楽の話、印象に残った本やテレビ番組、映画の感想など思いつくまま気の向くままにお話ししたいと思います。

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