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トンイ 第38回

何やら盛りだくさんな内容で、いささかまとまりに欠けたような…。
本来なら南人の重臣は流刑先に送られ、チャン・オクチョンは王妃の住まいを追われて側室時代の住まいに移り、無実の罪で降格されていた元の王妃の無実が証明されて めでたく宮廷に戻り、トンイが正式に側室に任命され、その日に懐妊がわかり…と良いことづくめで、もっと感動できてもおかしくないのに、いろいろありすぎて「???」も結構ありました(笑)。


いくつか唐突に出てきたエピソードやハテナなシーンがありまして、それがどうも腑に落ちません。
唐突エピソード その1
事件が一段落して世の中が落ち着いてきた頃の、王様の側近であるハン内官と王様との会話。
「ずっと以前から待ち望んでおられることがあるのでは?」
「?」
「チョン尚宮さまのご懐妊ですよ」
「な、なに~!!!(心の中を見透かされて、怒ってます)」


カットされたのかもしれないのですが、今まで見てきた限りでは南人派の陰謀を暴くお話がメインで、王様がトンイの懐妊を待ち望んでいるようなそぶりは全くありませんでしたので、見ているこちらは「???」でした。王様とハン内官の掛け合いはとても楽しくて大好きなのですが、このシーンはなくても何ら不自然ではないと思います。


唐突エピソード その2
王様に何か食べたいものはないかとそれこそ唐突に尋ねられたトンイが、「そう言えば、子どもの頃に活人署(ファリンソ=貧民を救済する部署)でもらって食べた粥がとても美味しかった」と言い、王様はトンイを連れて活人署へ。
そこで粥を求めて行列し、「今日の分はもうおしまいだ」と粥をもらえずに追い返される大勢の貧しい民の姿を見て王様は驚き、激怒します。(活人署へは先日 宮殿から穀物を送ったばかりだったのです)。王様は活人署の署長たちを流罪にし、民の現実を教えてくれたトンイに感謝しました。


これはこれで良いシーンなのですが、先ほどのいささかコミカルな唐突エピソード その1に続いて出てくる上、この後にトンイの懐妊がわかるというシーンが来るので、物語の流れが断ち切られてしまいます。
恐らくこれも後々必要なシーンなのだとは思いますが、1話のまとまりとしては不自然な感じが否めません。


ハテナ発言 その1
「ここにおる者は全員流罪にしろ」
「新しい責任者が来るまではそなたが代わりを務めよ」


いずれも活人署での王様の発言ですが、そもそも彼らを流罪にする理由は? また、ここにいる者を全員流罪にするのなら、責任者代理を務めるのは誰?
ドラマでは語られていませんでしたが、貧民に粥が行き渡らなかったのは恐らく穀物の横領があったのだと思われます。それも含めて少し説明不足なので見る側が想像力を働かせてつじつまを合わせなければならないのが辛い…。


ハテナ発言 その2
トンイの懐妊を知ったチョンス兄さんはすぐにトンイのもとを訪れますが、その際、
「俺を伯父と呼んでくれるお子が生まれるんだな?」と言います。


実のお兄さんではないのに、「伯父さん」?
トンイにとっては肉親の兄同然のチョンス兄さんでも、血は繋がっていないんだからトンイの子どもにとっては伯父ではないはずでして…。 
チョンス兄さんが「トンイの兄」の立場に徹しているからこその言葉だと考えることもできますが、その子の父親は王様です。トンイとの繋がりを足がかりに立身出世を考えるはずのないチョンス兄さんの口から、自身を「王様の子どもの伯父」と位置づける言葉が出るのが不自然に思われてなりませんでした。


いろいろ書き連ねましたが、素敵なシーンもたくさんありました。
チャン・オクチョンを許しがたいと思いながらも宮廷から追放することができずに落ち込んだり、貧しい民の本当の姿を知らずにいたと自分を責める王様には血の通った人間らしさや優しさを感じましたし、トンイの活躍で無実を証明されて復位した元の王妃とトンイとの信頼で強く結ばれている様子や、王妃から与えられた力に途惑いながら、今の立場で自分にできることを模索するトンイの姿には深い共感を覚えます。


チャン・オクチョンや南人は「このままで終わるものか」と今までの座を追われていきましたから、これからまたひと波乱もふた波乱もあることでしょう。けれど、とりあえずは物事があるべき所に落ち着いて、めでたしめでたしでした。


そうそう、王妃の地位を剥奪されたチャン・オクチョンが側室の地位に留まれたのは、「将来の王の母に礼を欠くことがあってはならない」という王様の判断でした。(私は世継ぎの王子に「罪を犯して宮廷を追われた王妃の子」という傷をつけないためかと思っていたので、「将来の王の母」目線での考え方は意外でした)。


今回のラストでトンイは正式に王の側室となり、今までの尚宮から淑媛(スグォン)となりました。淑媛は側室の中でも一番下の地位にあたりますが、これでトンイも晴れて王室の一員です。




mkm




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そよかぜおばさん

Author:そよかぜおばさん
韓国ドラマ「春のワルツ」で描かれなかった15年間に興味を持ち、何とかこの空白を埋めてみよう!と皆さんからアイデアを頂きながら進めてきました。ドラマ後の物語(ピアニスト クリス・ユンの復活)も同時進行させています。「空白の15年」はまだ6年ほど残っていますが、「復活編」はひとまず完結いたしました。


これとは別に趣味のクラシック音楽の話、印象に残った本やテレビ番組、映画の感想など思いつくまま気の向くままにお話ししたいと思います。

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