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トンイ 第46回   ~クム王子と王様の楽しい一日と、それに続くあれやこれやの巻~

さて前回の続きです。塾の入口にしかけられたいたずら(教室の入り口に黒板消しをはさむ、といった類のもの)を見破って逃げたクムと王様は しばらくして塾に戻りますが、その時すでに門は閉ざされ講義が始まっていました。今さら行っても遅刻を叱られるし家に帰っても叱られるし…と言うクムに、王様は今日は一日お休みにしましょうと街へ連れ出して、二人はとても楽しい時間を過ごします。王様はクムが何を言っても嬉しくて仕方ない様子ですし、懸命に漢城府の判官を演じる王様を見てハン内官も必死に笑いをこらえます。もう微笑ましいシーンが満載。^^ 王様が危ないことに手を出そうとするとハン内官は必死に止めようとしますが、今日ばかりは「王様!」と呼びかけられないので、かなり辛そう…。これも他人事なので、見ているこちらは思い切り笑えます。^^


うんと走って運動もして、最後に美しい渓流で二人は水遊び。水から上がった王様は クムに「泳ぎがお上手ですね」と話しかけていました。クムに泳ぎを教える人がいたのかなあと ふと思いましたが、もしかしたらトンイは泳げたのかも!ですね。
遊び終わった後、川のほとりでクムがまだ会ったことのない父王への思いを語り、それに王様がじっと耳を傾けるシーンは心にしみます。クムの素直な気持ちは王様の心にも深く染み入ったに違いありません。


クムとの出会いに背中を押され、王様はかねてから考えていたことを実行に移そうとしますが、クムを家の近くまで送ってやったのをのを南人に見られてしまい、「王様が淑媛と王子に会いに行った」と噂に…。それに慌てたオクチョンの母は二人を暗殺しようとしますが、二人は駆けつけた兵士に助けられ、王様の別邸に運ばれます。(ここはトンイが義州から戻った後、しばらくかくまわれていたところです)。


そこでトンイは自分たちを助けてくれた兵士が王様の命令でこの6年間ずっと自分とクムを見守っていてくれたことを知ります。そして駆けつけた王様は6年ぶりにトンイと再会し、変わらぬ気持ちを伝え、「戻ってこい」と抱きしめます。トンイは宮廷に戻ったら、クムが危険にさらされるのでは…と恐れますが、父王に会いたがるクムの気持ちを思い、王様の気持ちを思って戻ることに。


と、とても良いお話なのですが、少々お話の進め方に無理が見られるのが残念…。


疑問 その1
王様は最初から、いつかはトンイを宮廷に戻すつもりだったそうです。6年間、一度もトンイに会いに行かなかったのは、ひたすらその機会を待ち続けていたからでした。この当時の王室では子どもが7歳になったら宗学(チュンハク)という教育機関で王族に必要な学問を身につけさせることになっていたため、クムが7歳になるのを待っていたのです。
(これでクムが生まれた時に王様が心の底から「ありがたい…」という表情を浮かべたわけがわかりました)。


宮廷の外で生まれたとはいえクムは王様の子どもですから、王族としての教育が必要と言われれば誰にも反対はできません。ただこの時、「王子には教育が必要だけれども罪人である淑媛を宮廷に戻すのはいかがなものか?」という重臣がいなかったのが不思議です。もちろん子どもには母親が必要ですが、トンイは罪を犯していますし、賤民の母親からは引き離せばよい、という者がいてもおかしくなかったんじゃないかとも思えて。


ついでにここで言う「7歳」は数え年だと思います。この年クムは満6歳になるので数えで7歳なんですね。ところで、この時代の朝鮮では数え年の場合、誕生日が来て、満6歳、数えの7歳になるから、それを待っていたということなんでしょうか? 日本みたいにお正月に一つ年をとるという考え方なら、クムは既に7歳を過ぎていることになりますよね…。ご存知の方がいらっしゃったら教えてくださいませ。


疑問 その2
そもそも王様はどういうつもりで塾の前でクムを待ち伏せしていたんでしょうね。子どもたちがいたずらを仕掛けなければクムはそのまま塾に行ってしまったでしょうに。その場合はまた後日 会いに行くつもりだったんでしょうか? 


また王様がクムに「私は漢城府の判官です」と名乗った時、クムを迎えに来たトンイは少し離れたところからクムと王様の姿を見ているのですが、その子がクムかどうかはわからなかったようです。そして塾の先生に声をかけられた時、トンイは「先生に折り入って相談が…」と言うのですが、クムを迎えに来たんじゃなかったの??? または相談の後に連れて帰るつもりだったのか?


クムが人並み外れて優秀であることにトンイはこの前日に気づいて、このことがオクチョンに知られたらクムが命を狙われるのでは?と心配になって、クムを塾に通わせるのはやめようと急に思い立って迎えにきたのでした。塾の先生がクムの才能については口外しないと約束してくれたので、少し気持ちが落ち着いてすぐに連れて帰るのは思いとどまったのかもしれません。ただこの時、クムは塾にはいなかったわけです。塾の先生、そのことを知らなかったのかなあ? 他にも先生がいて、この日はその先生が授業を担当していたとか?


塾が終わる時間になってクムが塾に行ってなかったことが判明し、トンイと女官たちは慌てていましたが、この辺りのトンイの言葉と行動のずれに しばし首をひねりました。
(もしかしたらセリフがいくつかカットされたために、辻褄が合わなくなってるのかもしれませんね)。


疑問 その3
6年間、ずっとトンイとクムを見守っていたという兵士たちですが、一体どこにいたのでしょう?
王様からは誰にも気づかれずに淑媛と王子を見守れ、と命じられていたそうですが、駆けつけた時はしっかり制服を着ていました。恐らく10名くらいはいたと思うのですが、これだけの兵士が四六時中待機していたら目立って仕方ありませんよね。せめて私服じゃないと。


それに今回は放火だったから急いで駆けつけて何とか間に合いましたが、刺客がいきなり家に踏み込んで刀でバッサリ…を狙っていた場合、本当にすぐ近くにいて賊が家に入ろうとする段階で止めないと守りようがありません。王様の深い愛が感じられる素敵なエピソードなのに、ちょっと設定が雑過ぎて残念です。


疑問 その4
今回、王妃がオクチョンの息子、世子の妃選びを始めましたが、世子には将来 子孫を残せないかもしれない病気を患っているため、その事実を隠すためオクチョンは世子に結婚はまだ早いと反対し続け、王妃は不審に思っています(この当時、世子は10歳くらいで結婚するのが普通だったそうです)。


この時、世子はもう10歳を過ぎているはず。結婚に反対して慣例に逆らう方が「何かあるのでは?」と怪しまれるんですから、素直に従えばいいのにと思います。結婚して子どもが授からなかったとしても、それがすぐ世子に原因がある、ということにもならないと思うんですけれど…。頭のいいオクチョンにしては、いささかお粗末な対応だと思われてなりません。


でも我が子のこととなると、冷静ではいられなくなるものかもしれません。トンイも以前はどんなに困難な場面でも努めて冷静に考えようとしていましたが、ことクムのこととなると もう心配で心配でたまらなくなります。当時はすぐれた才能のある王子は、権力者からにらまれて本当に命を奪われてしまうことがあったようです。オクチョンの性格を知り抜いているトンイとしては、彼女から我が子を守るためどんなことでもする覚悟です。最初の子を早くに亡くしているから、クムを守ろうとする気持ちは余計に強くなるのかもしれません。母親になって今までとは少し違う姿を見せ始めたトンイに驚きはしましたが、何だか新鮮にも思われます。子どもを思うための強さと弱さ。トンイとオクチョンそれぞれの母としての姿も、今後のみどころになりそうです。今回は王様も含めた3人の「親」の姿に、親の愛の強さ深さを考えさせられ、また胸打たれました。しみじみ…。


さて、トンイとクムは宮廷に戻りましたが、チョンス兄さんはまだ流刑先にいます。兄さんはいつ戻って来られるのでしょうか? こちらも楽しみに待ちたいと思います。




mkm






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そよかぜおばさん

Author:そよかぜおばさん
韓国ドラマ「春のワルツ」で描かれなかった15年間に興味を持ち、何とかこの空白を埋めてみよう!と皆さんからアイデアを頂きながら進めてきました。ドラマ後の物語(ピアニスト クリス・ユンの復活)も同時進行させています。「空白の15年」はまだ6年ほど残っていますが、「復活編」はひとまず完結いたしました。


これとは別に趣味のクラシック音楽の話、印象に残った本やテレビ番組、映画の感想など思いつくまま気の向くままにお話ししたいと思います。

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