トンイ 第58回

何だか慌ただしいお話でした。


前回は、王様がトンイを宮廷から出すと命じた本意をチャン・ムヨルが突き止めてしまい、クムが世継ぎになったら自分たちに未来はないから今のうちにトンイとクムを始末しようと、あらぬ噂を流し、王様が療養で留守にしている間に宮廷内の兵力を掌握してしまったところで終わりましたが、今回はトンイとクムを確実に亡き者にするため、チャン・ムヨルが仁元王妃を抱き込んで次から次へと手を打つんです。


そしてトンイに世子暗殺の疑いをかけて捕まえようとした瞬間、兵が刃を向けたのはチャン・ムヨル…、で次回に続きました。見ているこちらは何が何やらわからぬまま。


このドラマでは登場人物の会話を時系列では放送せず、後に種明かし的に回想シーンで流すという手法がたびたび取られてきました。視聴者に「あれっ?」と思わせて引きつける一つの方法ではありすが、あまりたびたび使われると見ている方は「またか…」になってしまう上、じれったさを感じることもあります。また今回は何らかの「超どんでん返し」があったようです。物語の中ほどでトンイが仁元王妃に何かを言いに行ったので、その時のトンイの言葉に鍵があるはずということまではわかるのですが、トンイが王妃に何を言ったかは全く見当がつきませんので、1週間お預けを食らった気分。せめて推理に参加できるくらいの手掛かりが与えられていればよいのですが、何もないんですよね。例えば毎日放送される朝ドラでしたら「次回までお預け」もOKですが、週に1回放送の連続ドラマの場合、1回ごとにある程度の満足度がないとちょっと辛いかなと思います…(って、私が見落としてるだけかも? 汗)。


今回目を引いたのは仁元王妃でした。彼女の父親は元々 世子派でトンイには反目する立場だったので、彼女も宮廷入りするやいなや「私が来たからには、淑嬪の好きにはさせぬ!」と息巻き、それにチャン・ムヨルが取り入ってあることないこと吹き込んだものですからすっかりトンイを疑っていましたが、しばらく様子を見るうちに本当にトンイがクムを世子の座に就けようとしているとは思えなくなってきて、自分からトンイの気持ちを聞きに来たりします。ですからここに「超どんでん返し」の原因があるのだと思えるのですが、彼女がトンイの味方になると実家の父親と対立することになりかねませんので、さてどうなるのかな?というのが気になるところです。


何にしても父親の考え、周囲の噂、チャン・ムヨルの入れ知恵で固まっていた15歳の少女が自分の頭で物を考え始める大きな転機を迎えています。ここは注目ですね。


あと少々脱線しますが、今回も療養先に滞在している王様。トンイとの絡みが全くなかったので、余計物語が盛り上がらなかったのですが、
「視察がすんだら狩りに行く。久しぶりに鹿を射止めて唐鞋(タンヘ=唐草模様のついた革靴)を作ろう」とにっこりした姿に昔を思い出しました。まだトンイが女官だった頃、やはり療養に行った王様が初めて(?) 鹿を射止めて、証拠の品として唐鞋を作らせたことがあったのです。
この直後にトンイはチャン・ヒジェに襲われて瀕死の重傷を負ったまま行方不明となり、王様は受け取り手のいなくなった靴を前にトンイの身を案じる生活が1年近く続いたのでした。


今回も自分のいない宮廷で大変なことが起ころうとしていることを知る由もない王様が何だかお気楽にも見えますが、慌ただしい中にもホッとできるひと時となっています。


大変な状況になってもトンイは落ち着いて事態を見極めようとしています。彼女は心の中にしっかりとした心棒を持っているんですね。だからぐらつかずにいられるんです。彼女がどうやってチャン・ムヨルを捕えるに至ったのか、次回を楽しみに待ちたいと思います。






mkm









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Author:そよかぜおばさん
韓国ドラマ「春のワルツ」で描かれなかった15年間に興味を持ち、何とかこの空白を埋めてみよう!と皆さんからアイデアを頂きながら進めてきました。ドラマ後の物語(ピアニスト クリス・ユンの復活)も同時進行させています。「空白の15年」はまだ6年ほど残っていますが、「復活編」はひとまず完結いたしました。


これとは別に趣味のクラシック音楽の話、印象に残った本やテレビ番組、映画の感想など思いつくまま気の向くままにお話ししたいと思います。

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