ジャン=マルク・ルイサダ ピアノリサイタル

お寒うございます。<(_ _)>
皆さまお変わりございませんでしょうか?


年が明けたら落ち着くかと思っていましたのに、次から次からやらなければいけないことが出てくるもので、毎日なんだかバタバタしています。「スポンサーサイト」を貼られる前に何とかしたいと毎月思ってはいるのですが…。表記のリサイタルに行ってから2ヶ月が過ぎ記憶もいささか薄らいできましたが、とりあえずお知らせします。


プログラムは以下の通りです。


ショパン:4つのマズルカ op.67(遺作)
      第1番、第2番、第3番、第4番
ショパン:4つのマズルカ op.68(遺作)
      第1番、第2番
ショパン:舟歌
ショパン:スケルツォ 第2番
ドビュッシー:「ベルガマスク組曲」より“月の光”
       「映像」第2集


        《休憩》


ドビュッシー:前奏曲集 第1集 より
       “デルフォイの舞姫”“帆”“雪の上の足跡”“亜麻色の髪の乙女”
       “沈める寺”“西風の見たもの”

ショパン:12の練習曲 op.10 より第3番「別れの曲」
ショパン:24の前奏曲 op.28 より
      第17番、第18番、第19番、第20番
      第21番、第22番、第23番、第24番



実はルイサダさんについて、今までお名前や噂は聞いていたのですが演奏は(多分)CDすら聴いたことがありませんでした。で、当日はちょっとドキドキワクワク…な気分でホールに。


冒頭のショパンのマズルカから引き込まれました。言葉でうまく表せませんが、ルイサダさん自身の世界が一気に広がって、それがとても穏やかで柔らかくて、ス~っとそこに入っていける感じでした。それはポスターでおなじみのルイサダさんの優しい笑顔のおかげでもあったように思います。


最初から楽譜持参で、譜めくりのお姉さんが脇に控えておられたのが少し珍しく感じられました。もちろんずっと楽譜を見ておられるわけではなく時々確認されていたようでしたが、肩に力が入っていないように感じられ、そのおかげもあってこちらも楽に聴けたのかもしれません。


ルイサダさんの演奏は全般的に「きっちり楽譜通り」ではなく、テンポなど適度に揺らして「遊び」も感じられましたが、けっして「やり過ぎ」にならないところでうまくまとめられており楽しく聴くことができました。何とも味のある魅力的な演奏でした。この時 取り上げられたドビュッシーの作品は私自身は普段あまり聴かない曲でした。ドビュッシーの音楽にもっと親しんでおけば、このリサイタルももっと楽しめただろうなと残念です。


最後のショパンの「24の前奏曲」は明るく楽しい曲調の17番から始まり、最後は激しく重々しい24番で締めくくられ、圧巻でした。最初に演奏されたマズルカと好対照をなしていたと思います。


会場は拍手大喝采。ルイサダさんはにこやかな微笑みを浮かべながら出てきては、四方のお客さんにお辞儀を繰り返しておられましたが、確か3回目に譜めくりのお姉さんを伴って登場されました。
ショパンもドビュッシーも小品をたくさん書いていますから、アンコールに弾く曲には事欠かないはず。最後に何を聴かせていただけるかと楽しみにしていましたら、ルイサダさんが弾き始めたのは何とモーツァルトのピアノソナタ イ長調 K.331 でした。
(http://www.youtube.com/watch?v=CLkWPiMkl8k)


想定外の展開に、客席からは「ほぉ~」という感じのざわめきが起こりましたが、このモーツァルトがまたまた素晴らしい演奏でして、みんな夢中で聴き惚れて、第1楽章が終わった時はまたまた拍手大喝采でブラヴォーの嵐となりました。


ところが…。


なんとルイサダさんはここで立ち上がらなかったのです!
ピアノの前に座ったままニッコリ笑って四方のお客さんに頭を下げると、まだ拍手が続く中 第2楽章に突入。そうなると当然最後のトルコ行進曲までいくわけでして、なんとソナタ1曲まるごとアンコールを初体験いたしました。そして全部終わって、さらに何度かのカーテンコールを経て客席が明るくなったのは開演から2時間半後のことでした。


たいていのリサイタルでは開演から休憩までが40~50分ですが、この時は第1部が終わった時点で既に1時間を過ぎていました。それから後半の演奏があってアンコールがあっての2時間半ですから、演奏の素晴らしさも相まって何だかものすごくトクをした気分で過ごせた一日でした。


ルイサダさん、ありがとう!





mkm






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コメント

豪華なリサイタル(((o(*゚▽゚*)o)))

mkmさん、こんにちは。
すごーい!フルコースディナーにスペシャルデザート付みたいなリサイタルだったのですね。
って、比喩が不適切かな?(⌒-⌒; )
私はクラッシック音楽に疎いので、楽曲名を読んでも、曲とは結びつかないのですが、素敵な時間だったんだろうなってことは、伝わって来ました。
実は私もつい最近、とあるお方のピアノリサイタルに参りまして。。。そりぁ、もう、大感激で帰ってきたのでした。なので、想像できます♪
  • 2013-01-29 19:42
  • URL
  • ちょうちょ♪ #On/TYujw
  • Edit

Re: 豪華なリサイタル(((o(*゚▽゚*)o)))

>フルコースディナーにスペシャルデザート付みたいなリサイタルだったのですね。

そうなんですよ、たとえようが難しいんですがデザートを通り越してアフタヌーンティーをいただいたような…と言った方がいいのかも?短いとはいえソナタ1曲ですもんね。


ちょうちょ♪さんも素敵な時間を過ごされたようで良かったですね。^^
  • 2013-02-01 09:46
  • URL
  • mkm #0ls4tc0A
  • Edit

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そよかぜおばさん

Author:そよかぜおばさん
韓国ドラマ「春のワルツ」で描かれなかった15年間に興味を持ち、何とかこの空白を埋めてみよう!と皆さんからアイデアを頂きながら進めてきました。ドラマ後の物語(ピアニスト クリス・ユンの復活)も同時進行させています。「空白の15年」はまだ6年ほど残っていますが、「復活編」はひとまず完結いたしました。


これとは別に趣味のクラシック音楽の話、印象に残った本やテレビ番組、映画の感想など思いつくまま気の向くままにお話ししたいと思います。

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