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佐村河内 守 作曲  交響曲第1番 “HIROSHIMA” 全国ツアー

2ヶ月前にNHKスペシャルで知った全聾の作曲家 佐村河内守さんの交響曲第1番 "HIROSHIMA" の演奏会に行ってきました。


NHKスペシャルを見た時に「この曲は、できることならライブで聴きたい」と思ったので、その後NHK教育で全曲放送された時も敢えて聴かず、CDも聴かず(買わず?)にこの日を迎え、曲の最初から、ひたすらじ~っとオーケストラの響きに耳を傾けました。もともと近・現代の作品を聴くことは滅多にないものですから、起承転結(?)がはっきりしている「ソナタ形式」の作品との違いに「???」。でも「この曲はどこに向かうのかなあ?」なんて考えると迷路にはまりそうでしたので、とにかく何も考えずに聴きました。


恐怖や怒り、混乱、葛藤や安らぎ、祈りを思わせる旋律が次々に出てきました。バロック音楽?、と思うような響きから、チャイコフスキー?ブルックナー?ドヴォルザーク?みたいな和音や旋律も。(でも、どこかちょっと似ているように思えても、やっぱり別物……なんてことも考えない方が良かったんでしょうね。と苦笑。でも聴いていると、ついつい自分の知っている曲を連想してしまうんですよ)


正直、結構「?」が多かったので、第2楽章までは「CD買ってまで何度も聴きたい感じじゃないなあ」と思っていました。でも最後の第3楽章が素晴らしかったです。それまでの混沌とした感じが最後に一つにまとめられ、明るい未来や希望を温かく力強い響きで高らかに歌い上げて終わったのです。


演奏が終わってしばらくは会場は拍手の嵐でしたが、客席に来られていた佐村河内さんがステージに迎えられてからは、2階席は佐村河内さん見たさに総立ち。この日、指揮をされていた金聖響さんとの握手&ハグ、そしてコンマスや最前列の弦楽器奏者との握手の間には1階席も総立ち(?)……多分(笑)。それに気づいた佐村河内さんが「座って、座って」というように、手で合図をされるのが何とも微笑ましく、会場は温かく和やかな雰囲気に包まれました。


鳴りやまない拍手に応えて、金聖響さんと佐村河内さんは3,4度ステージに出てきてくださいましたが、袖に下がろうとするたびに、お二人が「お先にどうぞ」と譲り合いをされるのも とても微笑ましかったです。儀礼的にそうされているのではなく、お互いが相手を尊敬しておられることが伝わってくるようななさり方なのです。


『交響曲第1番 “HIROSHIMA”』の全国ツアーは、この後22回にわたって来年の5月まで日本各地で行われます。いつも同じ指揮者とオーケストラの組み合わせではなく、金聖響さんとアレクサンドル・アシニモフさんのお二人が、各地のオーケストラと共演する形ですので、新たなオーケストラと出会うたびに新しい響きが生まれたり、演奏を積み重ねていかれる中で更に演奏に磨きがかかり深みが増していくのではと思います。


今回、ライブで初鑑賞する機会が得られて幸いでした。どの曲でもそうですが、ライブには録音では得られない響きがあります。今回は「譜面には、いったいいくつフォルテ(f)がついているんだろう?」と思うような響きを体感できました。(家のプレーヤーで、最大音量で聴くのはいろんな意味で無理がありますものね)。この曲を自分なりに消化するのに一度では到底無理ですから、今度こそCDを買おうか、それよりもう一度ライブで聴ける機会がありそうならそちらにするか、目下思案中です。


来年にはピアノソナタの第1番&第2番の世界初演全国ツアーが予定されているとのこと。先日、NHKの番組で作曲されていた曲がピアノソナタに書き直されたそうです。こちらも是非聴いてみたいと思います。


最後になりましたが、初めて拝見した金聖響さん、後ろ姿がメインでしたがステキでした。♡
ついでに、これまた初めてチューバの弱音器を見ましたが、とってもでっかかったです。(笑)





mkm








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そよかぜおばさん

Author:そよかぜおばさん
韓国ドラマ「春のワルツ」で描かれなかった15年間に興味を持ち、何とかこの空白を埋めてみよう!と皆さんからアイデアを頂きながら進めてきました。ドラマ後の物語(ピアニスト クリス・ユンの復活)も同時進行させています。「空白の15年」はまだ6年ほど残っていますが、「復活編」はひとまず完結いたしました。


これとは別に趣味のクラシック音楽の話、印象に残った本やテレビ番組、映画の感想など思いつくまま気の向くままにお話ししたいと思います。

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