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映画 「風に立つライオン」

最近、コンサートに行く機会にはなかなか恵まれないのですが、その分 (?) 暇を見つけては映画を見ていますので、その中で印象に残った作品について、いくつかお話ししたいと思います。


まず「風に立つライオン」。
公開当日、最初の上映を見てきました。(恐らく私の人生初だと思います)。


さだまさしさんの歌「風に立つライオン」も好きなんですが、8年前でしたか、たまたまテレビで放送された「まさしんぐワールドコンサート(ファンクラブ会員のためのコンサート)で、大沢たかおさんが「風に立つライオン」の歌が大好きで、是非映画にしたいから原作になる小説を書いてください、とリクエストされた場面を見て以来、ずっと楽しみにしていた映画だったのです。


この時すでに大沢たかおさんは、さだまさしさん原作の「解夏(げげ)」、「眉山(びざん)」の映画に出演されていて、恐らくそのご縁でのまさしんぐワールドコンサートへのゲスト出演だったのだと思いますが、このリクエストを聞いた時のさださんのハトが豆鉄砲を食らったようなびっくり顔、それに「僕、実はお医者さんの役って、結構得意なんですよね」と畳みかける大沢さんの笑顔、どっと沸く客席の様子は今も目に焼き付いています。


以来、待ち続けてようやく小説が発表されたのが2013年夏。直後に映画化の発表がされたものの、映画についての具体的な発表は昨年の秋になりました。大沢さんは今年の大河ドラマにも出演が決まっていたので、ロケに行く時間があるんだろうかと心配でしたが、ご自分で企画された映画だけに思い入れも半端なく、1ヶ月ほどのアフリカロケと数日 (?) の国内ロケをしっかりこなされ(もちろん大河の収録もしっかりこなされ)、無事に完成しました。


で、映画の感想。
まずアフリカの大地の大きさと力強さに圧倒されました。映画館の大きなスクリーンからもはみ出すスケールでした。その中で躍動する大沢たかおさんがとてもカッコ良かったですし、現地ケニアの俳優さんたちにも恵まれ、言葉の通じにくい中での撮影は難しいことも多かったと思いますが、良い作品に仕上がっていました。原作にかなり忠実に作られていましたし、作品のテーマはわかりやすくなっていたのではないかと思います。


ただ原作が数名の人物による回想録や登場人物間のメールをまとめるという形式の作品である(つまり語り手が複数いる)ため、それを映画にした時、すべてを一つの物語として流すのは難しく、ところどころ登場人物の回想も入り、そのため時系列がわかりにくくなっていたかもしれません。原作を読まずにいきなり映画を見ると、「?」と思われる方もあるのではないでしょうか。


欲を言うと、歌に出てきた「キリマンジャロの白い雪」「ビクトリア湖の朝焼け」「百万羽のフラミンゴ」とかも映していただけたら、もっと嬉しかったです。でも2時間20分の大作ですので、あれもこれも盛り込んでしまうと映画自体が長くなり過ぎて、それも大変だったことでしょう。


さだまさしさんが若き日に、実際にケニアで医療活動をされていたお医者さんからその体験談を胸躍らせて聞き、15年かけて歌にしたものが、その26年後に一人の俳優の熱意から小説化され、映画にまでなった作品を見ることができて、人と人との出会いの不思議、人から人へと繋がれていく思いの強さを感じました。そしてただ感動するだけでなく、原作に描かれていたアフリカの現実からも目をそむけず、何か自分にできることを考えていかなければと改めて思いました。





mkm







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コメント

時空を超えて渡されるバトン

mkmさん、こんにちは。
今さらのコメントですが、記事を読んでいて、ポジティブな気持ちになりました。
歳を重ねていくうちに、これから自分に、出来ることなんてほんのわずかだなあと、無力感を思い知らされることも多くなりますが、自分の思いを後世に伝えて行くことで、いつか果たせる夢もあるのかもって、思うことがあります。
次世代を信頼してバトンを渡していけたら、いいなあと。
そんなことを改めて思いました。

素敵な映画をご紹介くださりありがとう。私も見にいく時間をつくろうかな。

  • 2015-03-17 19:25
  • URL
  • ちょうちょ♪ #On/TYujw
  • Edit

Re: 時空を超えて渡されるバトン

ちょうちょ♪さん、ありがとうございます。
お時間が許せば一度ご覧ください。今日で映画を見て4日たちますが、心の中にまだ余韻が残っています。

人物の心の動きとか、映像では描ききれていない部分もなくはないのですが、映像だからこそ心の響く部分もたくさんあります。

私も何とかあと1回くらいは見に行きたいと思っています。
  • 2015-03-18 14:44
  • URL
  • mkm #0ls4tc0A
  • Edit

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プロフィール

そよかぜおばさん

Author:そよかぜおばさん
韓国ドラマ「春のワルツ」で描かれなかった15年間に興味を持ち、何とかこの空白を埋めてみよう!と皆さんからアイデアを頂きながら進めてきました。ドラマ後の物語(ピアニスト クリス・ユンの復活)も同時進行させています。「空白の15年」はまだ6年ほど残っていますが、「復活編」はひとまず完結いたしました。


これとは別に趣味のクラシック音楽の話、印象に残った本やテレビ番組、映画の感想など思いつくまま気の向くままにお話ししたいと思います。

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